Webマーケティング「集客」のための手法3
ここまでWebマーケティングの「集客」の手法をいくつかご紹介してきましたが、ここからは、「SNS広告」のうちユーザー数が多い、「Facebook広告」「Instagram広告」「Twitter広告」「YouTube広告」「LINE広告」「TikTok広告」について、2回に渡ってそれぞれの基礎知識を説明します。
それぞれ詳細なターゲティングが可能な広告ですが、その課金方法や出稿のコツが異なるので、ぜひ参考にしてください。
集客手法⑥-1 「Facebook広告」
「Facebook」は、信頼性の高い個人情報に基づいた、精度の高いターゲティングが可能なSNSです。2020年8月現在の国内ユーザー数は約2,600万人、月間アクティブ率は56.1%となっており※1、国内の成長に陰りはあるものの、精度の高いターゲットに配信できる信頼度の高いメディアです。
主な利用層は、40〜50代となっています。
Facebook上で広告を掲載できるのは、「Facebook」画面上、「Messenger」、「Instagram」と、Facebookと提携している他のモバイルアプリ群である「Audience Network(オーディエンスネットワーク)」となっています。Audience Networkには、ニュースサイトのグノシーや飲食店情報サイトの食べログなどがあり、ビジネスマンやOLなどへの高いリーチが期待できます。
配信できるフォーマットは、写真・動画+テキストのほか、「ストーリー」、1つの広告で最大10件の画像や動画を追加できる「カルーセル」、メインビジュアル1つと4つのサブビジュアルで構成される「コレクション」、「スライドショー」、アプリインストールを促す「プレアブル」など多彩で、それぞれ目的に応じた広告フォーマットを選ぶようにしましょう。
Facebook広告の課金方式は、広告がクリックされた時点で課金される「クリック課金(CPC)」と、広告が表示された時に課金される「インプレッション課金(CPM)」となっており、広告の種類によって課金方式が変わります。また、広告オークションによって、広告配信毎の料金が決まる仕組みとなっています。
- 【メリット】
- プロフィールの精度が高いターゲットに配信できる
- クリック課金だと、100円から出稿が可能
- 出稿開始、停止、修正が簡単
- Instagramユーザーにも配信できる
- 【デメリット】
- 他SNS広告に比べ飽きられやすい
- 広告の仕様変更が多い
集客手法⑥-2 「Instagram広告」
「Instagram」は、若い女性向けのマーケティングにおすすめのSNSで、2020年8月現在の国内ユーザー数は約3,300万人、月間アクティブ率は 84.7%を誇り※1、2019年から2020年にかけて、最も成長を遂げたSNSです。
2020年8月には、TikTokと同様の機能を有する「リール」をリリースし、簡単にショートムービーをアップ・加工できることから、ユーザー数やビジネスユースの拡大も期待されています。
主な利用層は、20〜30代で、特に女性の利用率が高くなっています。
Instagramで広告を掲載できるのは、ユーザーがフォローしているストーリーズ投稿を見る合間に流れるに流れ「ストーリーズ広告」と、フィード上に流れる「フィード広告」です。フィード広告には、写真や動画、写真や動画を複数並べるカルーセル、多くの商品を表示させることができるコレクションなどのフォーマットがあります。
また、Instagram広告は、予算や配信期間などを自由に設定できる「セルフサービス型」の広告で、100円から広告運用が可能です。
課金方式は、フィードに1,000回表示されるごとにかかる「インプレッション課金(CPM)」、「クリック課金(CPC)」、アプリがインストールされるたびに課金される「アプリインストール課金(CPI)」、動画の再生時間に応じて料金が発生する「広告視聴課金(CPV)」の4種類となります。配信目的や予算に合った、最適な手法を選ぶようにしましょう。
- 【メリット】
- 女性向けのマーケティングツールとして効果的
- 低予算でも実施できる
- 細かなターゲティングが可能
- 広告感の少ないコンテンツを配信できるので敬遠されにくい
- 海外ユーザーに対する高いリーチも期待できる
- 【デメリット】
- 「バエる」写真や動画が必要
- Twitterなどに比べ拡散力が弱い
- BtoBプロモーションとの相性がよくない
集客手法⑥-3 「Twitter広告」
「Twitter」は、10代〜20代の利用者が多く、拡散力が最も高いSNSで、2020年8月現在の国内ユーザー数は約4,500万人、月間アクティブ率は 70.2% となっており※1、若者には不動の人気のSNSです。
Twitterの広告には、Twitterのメインとなるタイムライン上に表示され、リツイートや返信、いいねなどを操作できる「プロモツィート」、フォロワーを増やすのに効果的で、タイムラインの「おすすめユーザーセクション」や検索結果などに表示される「プロモアカウント」、タイムラインや 「話題を検索」 タブの 「おすすめトレンド]」セクションに表示される「プロモトレンド」、6秒間の動画や画像をフルサイズで表示できる「プロモトレンドスポットライト」、プロモトレンドとセットで販売される1日1社限定の24時間表示の「ファーストビュー」があります。
課金方式は、事前に設定した、クリックやリンク先への遷移、フォロワーの獲得などの目的に対応するアクションが行われたときのみ、料金が発生します。リツィート先でのアクションには課金されないため、拡散されればされるほど、費用対効果が高くなります。
- 【メリット】
- 2次拡散が期待でき、コストがかからない
- キーワードターゲティングの利用で、新たなユーザーにアプローチしやすい
- 【デメリット】
- Facebookに比べると、ターゲティングの精度が低い
- 非公式リツイートされたツイートは削除できない
- 炎上する可能性が高い
※1 ガイアックスソーシャルメディアラボ「12のソーシャルメディア最新動向データまとめ」
まとめ
細かなターゲティングが魅力のSNS広告ですが、それぞれユーザーの属性が異なり、目的達成のために、どのSNSを利用して、どんなターゲットに、何を配信するかを決めるには、プロのノウハウが必要です。また、それぞれ課金方式も異なるので、予算をうまく配分するには、成功実績のあるプロにお任せした方が無難です。
NANACO JAPANは、こうしたSNS広告だけではなく、Webマーケティング全体の豊富な実績とノウハウを誇り、神栖市・鹿嶋市・潮来市を中心に、様々な企業や個人事業主の、予算と獲得目標に応じた効果的な運用を行って参りました。
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次回は今回に続き、SNS広告の「YouTube広告」「LINE広告」「Tik Tok広告」について解説します。
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