Appleを装った迷惑メールの対処方法【Coreserver】

お知らせ 迷惑メール

iCloudストレージの使用容量がもう少しで上限に達します

1. はじめに

最近、Appleを装った迷惑メールが多数報告されています。これらのメールは、Apple IDやクレジットカード情報などを盗み取ることを目的としたフィッシング詐欺の手口として使われることが多く、注意が必要です。

この記事では、Coreserverを利用している方を対象に、Appleを装った迷惑メールの具体例や、Coreserverでできる迷惑メール対策について解説します。

2. Appleを装った迷惑メールの具体例

以下は、実際に届いたAppleを装った迷惑メールの例です。(個人情報は伏せています。)

3. Coreserver迷惑メール対策

Coreserverでは、以下の迷惑メール対策が有効です。

3.1. カスタムフィルター機能

Coreserverのメールフィルター機能を利用し、迷惑メール対策を施します。

  1. Coreserverの管理画面にログインし、「メール」→ 任意のメールアドレスの「カスタムフィルター」を選択します。
    ※ウイルスフィルター・スパムフィルター・カスタムフィルターにチェックが入っている事を確認しましょう。
    受信方法は、「破棄」が選択されている事も確認してください。
  2. カスタムフィルター設定画面で、迷惑メールと判定する条件を設定します。
    この際に、条件が「ヘッダ全体」が「〇〇」を含む などといったように設定します。昨今の迷惑メールは、送信者のアドレスやドメイン拒否、タイトルや本文などの条件だけでは、簡単に擦り抜けられる為、強固な対策が必要となります。

4. 迷惑メールのヘッダー情報を確認する

メールヘッダーには、送信元や宛先、メールサーバーの経路など、メールに関する様々な情報が記載されています。迷惑メール対策やメールトラブルの原因調査などに役立つため、必要に応じて確認しましょう。

以下に、主要なOSにおけるメールヘッダーの表示方法をまとめました。

Windows

1. Microsoft Outlook

  1. メールを開き、「ファイル」タブをクリック。
  2. 「プロパティ」をクリック。
  3. 「インターネット ヘッダー」ボックスにヘッダー情報が表示されます。

2. Windows Live Mail

  1. メールを開き、右クリックして「プロパティ」を選択。
  2. 「詳細」タブをクリック。
  3. 「メッセージソース」にヘッダー情報が表示されます。

3. Mozilla Thunderbird

  1. メールを開き、「表示」→「ヘッダー」→「すべて」を選択。
  2. メール本文の上部にヘッダー情報が表示されます。

macOS

1. Apple Mail

  1. メールを開き、「表示」→「メッセージ」→「すべてのヘッダ」を選択。
  2. メール本文の上部にヘッダー情報が表示されます。

2. Mozilla Thunderbird

(Windows版と同様)

  1. メールを開き、「表示」→「ヘッダー」→「すべて」を選択。
  2. メール本文の上部にヘッダー情報が表示されます。

スマートフォン・タブレット

1. iOS (iPhone/iPad)

Apple Mailアプリでは、標準機能でヘッダーを表示する機能はありません。

  • 対策:
    • PC版のメールソフトで確認する。
    • ヘッダー表示に対応したメールアプリ(例: Readdle Spark)を利用する。

2. Android

Androidの標準メールアプリでは、機種やバージョンによって操作が異なります。

  • 例1: Gmailアプリの場合、メールを開き、右上の「︙」メニューから「メッセージのソースを表示」を選択。
  • 例2: Samsung Emailアプリの場合、メールを開き、右上の「︙」メニューから「詳細を表示」を選択。

補足:

  • Webメール(Gmail, Yahoo!メールなど)の場合は、各サービスのヘルプページを参照してください。
  • メールソフトによっては、ヘッダー情報の表示方法が異なる場合があります。

5.【重要なポイント】複数の迷惑メールのヘッダー情報を確認し共通項目を探し出す

今回の件では、「Received: from unknown」 という文字列がヘッダー情報に含まれる場合には、該当メールを削除するという条件設定を設けます。

※太い赤枠を設定しないとメールがすべて届かなくなりますので、必ず、最終行に設定してください。
設定項目: 全体が .* を含む ./ に振り分ける

6. Coreserver以外にできる対策

6.1. メールソフトの設定

お使いのメールソフトでも、迷惑メールフィルターを設定することができます。

  1. メールソフトの設定画面を開き、「迷惑メール」または「スパム」関連の設定を探します。
  2. 迷惑メールフィルターを有効にし、必要に応じて設定を行います。

6.2. Appleへの報告

Appleを装った迷惑メールを受け取った場合は、Appleに報告することができます。

  1. [メールアドレスを削除しました]」宛に転送します。

6.3. フィッシング詐欺に関する情報収集

フィッシング詐欺の手口は日々巧妙化しています。常に最新の情報を収集するように心がけましょう。

7. 迷惑メール対策の注意点

  • 迷惑メールは巧妙化しているため、注意が必要です。
  • 少しでも怪しいと思ったら、メールを開かない、URLをクリックしない。
  • 個人情報を絶対に入力しない。

8. まとめ

この記事では、Appleを装った迷惑メールの具体例と、Coreserverでできる迷惑メール対策について解説しました。

迷惑メール対策は、Coreserverの設定だけでなく、メールソフトの設定や情報収集も重要です。

常に最新の情報を収集し、注意深く対応するように心がけましょう。

迷惑メール対策のご相談ご希望の方は、以下よりお問い合わせください。

    必須お名前

    法人名・屋号

    必須メールアドレス

    必須電話番号

    必須郵便番号

    必須住所(都道府県)

    任意URL(お持ちであれば)

    必須ご相談内容

    必須弊社をどのようにお知りになりましたか?

    必須お問い合わせ内容

    関連記事

    アーカイブ
    カテゴリー