「集客」の手法1:「SEO」「リスティング」「アフィリエイト」
前回からスタートした、WEBマーケティングの手法についての説明ですが、今回から、「集客」「接客」「再来訪・リピーター育成」の各目的別に、より具体的にそれぞれの手法をご紹介していきます。
初回は、「集客」のための手法として、利用される頻度が高い「SEO」や「リスティング広告」「アフィリエイト広告」について。
それぞれのメリット、デメリットも含めて、確認をしておきましょう。
自社サイトの来訪者数を増やす「集客」施策
Webマーケティングにおける「集客」とは、自社ブランドをすでに知っている顧客はもちろん、今まで接点がない新規客、見込み客などを、効率よく自社サイトやLPに集め、その数を増やしていく施策です。既存の顧客は来訪回数を増やし、新規の見込み客は、いかに精度の高いユーザーをたくさん集められるかがカギとなります。
集客の手法としては、SEO、リスティング広告、SNS広告、アフィリエイト広告、アドネットワーク広告、ウェビナーなどが挙げられます。
集客手法① 「SEO」(検索エンジン最適化)
「SEO(Search Engine Optimization)」とは、GoogleやYahoo!などの検索結果で、自社サイトやLPを上位に表示させ、ユーザーの着眼率や開封率を上げるための対策です。
広告からの流入ではなく、知りたいワードを検索するユーザーへの対策なので、自社ブランドに関心がありそうな見込み客へのアピールが期待できます。 また、検索順位を1つ上げるだけで売上が数倍違うと言われるように、Web広告よりも効果が高いのが魅力です。
Googleは、独自のアルゴリズムによって、ユーザー満足度が高いコンテンツを上位とする傾向があるため、自社のサイトやLPには、ユーザーニーズを満たすコンテンツや、ユーザビリティの高さが求められます。
- 【メリット】
- 低コストで実施できる
- 広告よりもクリック率が良く、高い効果を期待できる
- アクセス数が安定しやすい
- 【デメリット】
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 制作に手間・工数がかかる
集客手法② 「リスティング広告」
「リスティング」広告は、検索連動型広告ともよばれ、ユーザーが検索したキーワードや、閲覧しているWebページに連動して広告を表示させる施策です。ユーザーのニーズや関心に合わせた広告を表示させることで、高い効果を期待できます。
ただし、SEOと異なり広告なので、検索画面に表示された広告がクリックされるごとに、費用が発生します。
一方で、短期間で一定のアクセス数を集めることができるので、SEOの効果が出るまでの期間に、最小限の予算でリスティング広告を活用するとよいでしょう。
- 【メリット】
- 即効性がある
- ターゲットを細かく設定できる
- 費用をかけると他手法に比べ確実性が高い
- 【デメリット】
- マスメディア比べると低コストだが、広告費がかかる
- ユーザーが広告と認識しているので、クリックされない可能性もある
集客手法③ 「アフィリエイト広告」
「アフィリエイト広告」とは、Webサイトやブログ、メールマガジンなどに自社ブランドのリンクを掲載して、そのリンク経由で訪れたユーザーのコンバージョンによって、広告料が発生する施策です。
ほかのWeb広告のように、広告をクリックしただけでは課金にはならず、資料・サンプル請求やECサイトでの購入など、広告主が定めた成果があって初めて広告料が発生します。そのため、リスクを抑えた広告出稿が可能となります。
出稿先は大きく分けて「法人サイト」と「個人サイト」があり、法人サイトでは、登録した会員向けのメルマガなどに自社広告を掲載します。個人サイトでは、ブログ記事や商品紹介ページなどから、バナーなどで誘導します。
アフィリエイト広告の出稿には、多くのアフィリエイターが登録しているASP(Application Service Provider)というサービスを利用する方法があり、幅広いジャンルの広告を出稿できますが、初期費用が月額費用などがかかります。また、アフィリエイターに選ばれずに、掲載されないリスクもあります。
- 【メリット】
- コンバージョンするまで費用が発生しない
- 【デメリット】
- ASPだと、月額の使用料がかかる
- アフィリエイターに選ばれないと掲載されない
- アフィリエイターの不正表示や誇大広告などのチェックが必要
- アフィリエイターによっては、クォリティが低いことも
まとめ
ここまでWebマーケティングの代表的な集客手法を紹介しましたが、よく耳にする「SEO」は、個人事業主や資金に余裕がないスタートアップなどでも、取り組みやすい施策です。一方、即効性を求めるのであれば、予算を決めて、リスティング広告を行うのもよいでしょう。
このように、Webマーケティングの手法は、自社が抱える課題に合わせた組み合わせによる展開が必要となります。いずれの施策も効果的・効率的に行うには、Webマーケティングのノウハウが必要となり、自社にリソースがない場合は、プロに運用を任せる方がコスト削減にもつながります。
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次回は、集客の手法の2回めとして、アドネットワーク広告、ウェビナー、SNS広告などについて説明します。
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